ドローンを使った新しい水稲育成法

こんにちは!コヤワタ上田です!
先日、御殿場の米農家さんに頼まれてドローンで水稲の直播をしてきました。

通常、お米は育苗箱に種をまき、ビニールハウスなどで苗を育ててから田植えをするのが一般的です。
ただ、この田植えの作業が、とにかく手間と時間と人手がかかります…。
そこで昨今、水田に直接種籾(たねもみ)をまく、直播という手法が注目されています。
とはいえ、単純に水田へ種をばらまけばいいというわけではなく、ノウハウを蓄積している段階。
昨年、御殿場の農家さんのもとで実証実験をした結果、
なかなか成績が良かったので今季から本格的にやろうということになりました。

農家さんは「いまは多くの農家が高齢化して、昔ほど労力をかけられなくなっている。田んぼを継ぐ若い人たちも、苦労してまで米をつくろうという義務感が薄れている。だから将来のためにもこうやって手間を減らしていく工夫は必要だよね」なんて話していました。

そんなわけで、この日は大型ドローンT50を使って2枚で1.5haの田んぼに、直播専用のコーティングされた種籾を約65kgまいてきました。飛行時間は1枚あたり5分弱でした!


人手作業だと家族総出で1日以上かかることを考えると、早いもんですね。
あとはちゃんと芽吹いて収量が確保できれば言うことなし。いい結果が出ることを祈っています…!

コヤワタドローンはこういった農業ドローンを使った空中散布だけでなく、さまざまな産業ドローン、物流ドローンの販売、運用にも取り組んでいます。また、国家資格も含めた各種講習も行っています。興味がある方、ちょっと話を聞いてみたい方などいらっしゃいましたらぜひ気軽にお問い合わせください!