こんにちは！コヤワタ上田です！
無人航空機の登録義務化から間もなく3年。
今年の6月19日から順次登録有効期間の満了を迎える機体が発生します。
ドローンをお持ちの皆さん、機体登録の更新は終わっていますか？？
さかのぼること2022年6月20日に施行されたドローンの機体登録制度ですが、ざっくりいうと、100g以上の無人航空機は国に登録しないと飛行しちゃダメ、という制度です。
登録した機体の識別番号（JU〜という番号）は機体に表示する義務があり、さらにリモートID機能も必須となりました。
リモートIDというのは「電子ナンバープレート」のようなもので、機体識別情報だけでなく機体の位置や高度、スピードなどをリアルタイムに発信する機能です。
問題は、制度が始まった2022年当時、ほとんどのドローンにはそんな機能がついていなかったことでした（今売っている機体にはほぼついてます）。
リモートID機能が内蔵されていないドローンの場合は外付けのリモートIDを装着する必要がありますが、1つあたり数万円と地味に高く、ユーザーからは不安の声も上がっていました。
そこで、新制度への移行措置として例外を設けることになりました。
「2022年6月19日までに事前登録した機体は、リモートID機器の搭載免除」というものです。
そんなわけで3年前の僕達はあわてて手持ちの機体を片っ端から登録したわけです。
あれから3年。
機体登録有効期限の3年を目前にして、あの時に登録した機体が、この時期一斉に更新期限を迎えることになりました。事前登録によるリモートID機器の搭載免除措置は、期限内に更新しないと消滅してしまいますので、特に事前登録組は更新手続きを忘れずに行いましょう！
ちなみに登録制度導入後初めての更新ということで申請はかなり混み合っているそうです。
国交省資料によると制度開始時の登録数は約21万件。昨年末の登録数が約43万件なので、ざっくり国内の登録ドローンの約半分がこの時期に更新を迎える計算になります。
国交省さんも大変なんですね。。。。
更新申請は期限満了の1カ月前からできますので、ギリギリにならないように気をつけましょう。
更新手続き中に期間満了になった場合、一時的に機体登録が無効になり、更新手続き完了までは飛行できなくなります。
また、登録期限が切れた状態で飛行した場合は、「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」といった罰則もありますのでくれぐれもご注意を！
国交省さんの無人航空機登録ポータルサイトはこちらです！
https://www.mlit.go.jp/koku/drone/
コヤワタドローンでは産業ドローン機の販売、運用に加え、国家資格である操縦者技能証明の講習もJULC神奈川西として実施しています。
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