航空局の標準マニュアルが変更されたことをご存じでしょうか

こんにちは!コヤワタドローンの上田です!

航空局にドローンの飛行許可・承認をもらう際、多くの人は「航空局標準マニュアル」をそのまま使っていると思いますが、新年度になってさりげなく内容が変更されています!

ドローンの普及に伴い、ここ数年は毎年のように航空法等が改正されています。

これに伴い、標準マニュアルの内容も随時更新されていきますので、こまめにチェックすることをお勧めします!

航空局のマニュアルには変更点が下線で示されていますので、わかりやすいですね。
▼航空局標準マニュアル
https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000042.html#anc03

ちなみに、
標準マニュアルには飛行する場所と日時を特定する「01」マニュアルと、場所と日時を特定しない「02」マニュアルがあり、そのほか「空中散布」、「研究開発」、「インフラ点検01」「インフラ点検02」で合計6種類あります。

多くの人は空撮目的で全国一年間の許可を包括申請するため「02」マニュアルを使用しているのではないでしょうか。

また、DJIの農業機を運用している方はメーカー側で申請代行してもらっている方も多いと思いますが、前提となっているのは標準の「空中散布」マニュアルですので、散布前には必ず内容を確認しておいてくださいね!

標準マニュアルを使わずにオリジナルマニュアルを作成している人も、参考までに目を通しておくといいかもしれません。

今回(令和7年3月31日)の変更点は例えば「02」マニュアルでいうと

「第三者の上空は飛行させない」のあとに
「万が一、飛行範囲に人が立ち入ったら飛行を中止してね」

という旨の文言が入っていたり、

「風速5m以上では飛行させない」「雨の時は飛行させない」などのあとに
「メーカー指定の取説で風速5m以上や雨の場合でも飛行可能って書いてある場合はその条件に従う」

といった旨の文言が追加されるなど、実運用に沿った形に修正されている印象です。

「夜間飛行をする時は明るいうちに事前の現地確認をする」とか
「飛行許可証等は電子データで携帯すればOK」という内容も明文化されてますね。

ちなみに「風速5m以上では飛行させない」「雨の時は飛行させない」の文言については「空中散布」マニュアルでは従前通りになっています。

強風や雨の中ではドローンが飛べたとしても散布自体できないからでしょうね。

皆さんくれぐれもお気をつけて。
マニュアルの内容を知らずに飛ばして、結果的にマニュアルに違反した場合、航空法違反になっちゃいます。
ドローンは「知らなかった」でもちゃんと罪になってしまうのが恐ろしいですね。

コヤワタドローンでは産業ドローン機の販売、運用に加え、国家資格である操縦者技能証明の講習もJULC神奈川西として実施しています。
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