神奈川県小田原市のかんきつ圃場で、コヤワタドローンのDJI AGRAS T70Pを使った果樹散布を実施しました。相当な急斜面に高木が点在する難所で、自動航行ルート設計によりメイン圃場で900L(約1時間50分)、続けて別現場でも600L(約1時間10分)を散布。実フライト時間は合計わずか2時間で2現場を完了しました。安全と効率を両立した運用ノウハウをご紹介します。

かんきつ圃場の難しさ
小田原市のかんきつ園地は、典型的な急斜面の地形に背の高い樹木が点在する難易度の高い圃場です。動噴や背負い散布では作業負担が重く、平坦地のような効率は出せません。樹高・斜面・障害物すべてに対応できる手法が求められる現場でした。

T70Pの自動航行ルート設計で安全に
事前に圃場の地形マップと障害物位置を読み込み、樹高と斜面に最適化された散布ラインを送信機上で設計。ドローンは設計通りに自律飛行し、オペレーターは安全監視と液剤補給に集中できます。
高木スレスレを安全に通過しながらも、ムラなく散布する精密な動きを実現しました。

メイン圃場で900Lを約1時間50分
従来希釈で多量散布が求められる果樹散布。メインの圃場ではタンク補給を高速で繰り返し、9:00〜10:50の約1時間50分で合計約900Lを散布完了。広い範囲を効率的にカバーし、ムラなく仕上げました。急斜面・高木の難所にもかかわらず、短時間で広域をこなせるのがドローン散布の強みです。

別現場で600Lを約1時間10分
午後は別現場へ移動し、12:30〜13:40の約1時間10分で600Lを散布完了。メイン圃場と合わせても実フライト時間は合計わずか2時間です。1日で2現場をこなす機動力と効率は、専業オペレーターと比較しても遜色ありません。

安全性のポイント
- 高木を確実に回避する自動航行
- 急斜面でも対地高度を保つ地形追従飛行
- 散布幅11mでムラを抑えた均一散布
- 液剤補給も計画通りに進められる効率的な運用

ショート動画でご紹介
今回の散布の様子を3本のショート動画にまとめています。①課題編(急斜面のかんきつ)→②解決編(T70P自動航行)→③実績編(実フライト2時間で900L+600L)の順にご覧ください。
T70Pについて
DJI AGRAS T70Pは、液剤散布・粒剤散布・簡易運搬に対応する農業ドローンです。今回の曽我地区のような急斜面・高木の難所でも、自動航行ルート設計により安全に多量散布を実施できることを実証しました。
| タンク容量(液剤) | 70L |
| 散布幅 | 11m |
| 最大運搬重量(吊り下げ) | 最大65kg |
コヤワタドローンでは、販売・導入サポート・操縦講習・メンテナンスまで一貫して対応しています。
ご相談・お問い合わせ
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