Japan Drone 2025

こんにちは!コヤワタ上田です!

先日、幕張で国内最大規模のドローン専門展示会「Japan Drone」を覗いてきました。
Japan Droneは2016年に初開催して以来、今回で第10回目。ドローンが世に出てビジネス化してから10年が経ったということです。

10年前の2016(平成28)年はどんな時かと言うと、1年前の2015年に「首相官邸ドローン落下事件」が起こったことを受けて航空法が改正(施行は12月)され、ドローンの飛行ルールが定められた直後のタイミング。ドローンを飛ばすために飛行許可・承認が必要になり、民間資格を取得できるドローンスクールや講習団体が次々と生まれた年でもありました。
2016年はDJIの機体でいうと名機Phantom4が新発売されています。このPhantom4シリーズは今でも講習などでは現役で使える機体であることを考えると、あんまり昔という感じはしませんね。

さて10年前のドローンは映像分野がメインでしたが、その後、農業分野、測量分野、点検分野などにも活用の裾野が広がっており、そういったその時々のトレンドは毎年のJapan Droneの展示にも現れています。
そんな視点で今年のJapan Droneを見てみると、今回は特に物流、運搬分野にスポットを当てた大型機の展示が目立っていたように思います。
業界としてはちょうど1年前にDJIから革命的な物流機のFly Cart30が発売されており、各地で少しずつ実戦投入され始めている中、運搬能力の高い大型ドローンがトレンドになるのも自然な流れなのかもしれません。
今後は型式認証に対応するかどうかも含め、各社のドローンがどのように進化するのか。楽しみですね。

ちなみに、個人的にピュアな感想を言うと、「とにかくでかい!」でした。
展示場ででかいサイズのドローンを見ると単純に「スゲー!」とテンションは上がるもの、「これ、どこに保管するんだろう」とか、「どうやって現場に運ぶんだろう」とか、まあまあ細かいことが気になりました。実際、どこに何を運ぶつもりなのかなー、とか。
とはいえ、そういったニーズの汲み上げや情報交換をする場としてもJapanDroneのような展示会は大事ですよね。
また、現地でドローン業界の人達と行き合って同窓会のようになるのも大きな楽しみの一つです。
末永く続けていってほしいと思います!

コヤワタドローンでは産業ドローン機の販売、運用に加え、国家資格である操縦者技能証明の講習もJULC神奈川西として実施しています。
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